shin422のブログ

『哲学のヤンキー的段階』のための備忘録

安倍晋三革命政権の打倒

 新年度が始まる4月1日に、いよいよ予定されていた新元号が公表される。我々民族派は、この不敬極まる国賊安倍晋三政権に対して総理官邸前をはじめとした都内中心部での抗議街宣活動や国民に対してもこのような君側の奸による暴挙を許してはならないことを周知徹底させるための演説会などを展開しているが、どうも事の重大性を理解できていない国民が大多数であることが否めず、そのことに些かの虚しさを覚える。マスメディアも全く問題がないかのようにやり過ごしている。考えてみて欲しい。そもそも元号制定権は法的な次元を超えて歴史的には上御一人であられる天皇に存し、たかだが宰相の地位にあるだけの安倍晋三にあるわけではない。元号法制化を祈念して自決された大東塾・不二歌道会の影山正治先生が見ておられたらどうされるだろうか。安倍には『維新者の信條』を読めと言っても無駄なのかもしれないが。

 

 神武天皇による建国の御創業以来、我が国の2679年の歴史において、新帝御即位前での元号前倒し発表などという愚挙はありえなかった。これまでに藤原不比等藤原道長北条泰時長崎円喜足利義満織田信長豊臣秀吉徳川家康徳川家光など栄華を極めたいかなる権力者もかくのごとき畏れ多いことはやらなかったのである。天皇元号制定権を蹂躙するということは、時が天皇の御代であることそのものを否定することであり、これは時間的連続性のもとでその正統性が継承されていることを象徴する時間支配権を否定するということであって、ひいては皇国の歴史・文化・伝統をも破壊するという逆賊的な行為でもある。今上陛下の御譲位は4月末日である。当然に剣璽等承継の儀が行われておらず、新帝の御名御璽もない。したがって元号とは言わない。4月末日までは今上陛下の御代であって、新帝に即位あらせられる予定の東宮の御代ではないのである。勅定なき元号は未だ元号に非ず。それを利便性だか何だかに拘り前倒し発表し、あろうことか安倍自身が新元号についての政治的パフォーマンスとして抱負を述べるなど我が国の歴史・伝統に対する畏れのない思い上がりも甚だしい行為である。このような皇室伝統を愚弄するかのような暴挙は断じて許されない。

 

 思えば、増上漫の安倍晋三は陛下の大御心を蔑ろにするような言動をたびたび行ってきた。想像するに内奏時での陛下の御下問に対してもロクな上奏もしていないことがうかがえる。譲位の御意向を示された直後に宮内庁長官を差し換えるなど嫌がらせともとれることもしているし、あろうことか慰問のための行幸を茶化すかのような言動も弄したと耳にする。もし事実ならば万死に値する。思い起こすだけでも怒りに震える振舞いだが、御譲位についての有識者会議における櫻井よしこの発言は、今上陛下がどのような思いで被災地や戦地跡に赴き、亡くなられた方々に祈りを捧げておられたのか、朝な夕なに民安かれと祈られている聖上に対する敬慕の念を微塵も感じさせないものであったし、中には陛下はただ祈っていればいいなどと不敬極まる暴論をまくしたてていた輩も存在した。陛下が敢えて国民に対してテレビでの玉音放送を通じて述べられた御言葉に込められら御心を拝慮するならば、安倍晋三石原慎太郎やその取り巻きの連中には明らかに陛下の大御心がまったく伝わっていなかったのである。

 

 我が国には、侵してはならない聖域というものが存在する。それは言うまでもなく天皇の御存在である。人知が想起できるような理由などない。だめなものはだめ、ただそれだけである。警察も安倍晋三を守るべく、我々行動右翼の正当な抗議に対して過剰警備で応対することしかしない。警視庁は桜の代紋を掲げている。これは何を意味するのか。桜田門前にひかえる警視庁が宮内庁を除くどの官庁よりも皇居に近接しているのは、事なにかあれば皇室を御護りする使命があるからである。薩長土肥藩閥政治への評価とは別に、川路利良大警視の志が継承されていないのである。桜の代紋とはその使命に対する覚悟の証でもあるのだ。警察は一体何を守ろうとしているのか。国体かそれとも安倍晋三なのか。中野正剛建武中興史論』は次のように言う。

重圧に対抗するには抵抗あるのみ。抵抗するよりほかに弾圧を緩和する道はない。権力によって弾圧を加えたら、抵抗するよりほかない。屈従すれば相手はどこまでも増長する。俗悪なヤツほどそうだ。諸君は正しきを以って戦え。敵でもなんでも、強い弾圧にたいしては強い抵抗。抵抗のみが圧迫を緩和する。憐憫に訴えて手加減を願うということはダメ。権力の手先になっているヤツに人の情をかける者はめったにあるものじゃない。恐怖のみが彼らを反省せしめる。

 

 はっきりしておこう。安倍晋三政権は、戦後民主主義が生み出した最も悪質な左翼革命政権である。我が国の国体をその内部から蝕んでいくことを目的とした革命政権であり、このような売国奴の集団を打倒すること。ここに我々の当座の目的を絞らねばならない。安倍の目指す憲法改正案がロクな改正案でないことも明らかとなった。靖国神社の御英霊を蔑ろにし、次は皇室への不敬ときた。今、我々民族派のなすべき行動は、一刻も早く朝敵である安倍晋三革命政権を打倒し、かかる不敬の輩を権力の座から引きずり降ろし、二度と御所に近づけなくせしめることである。

 

 聖寿万歳、皇尊弥栄